
オンサイトプログラム
ON SITE PROGRAM Kyoto Spring Institute(KSI)
仲間と出会い、実践的に学び、MPHでの学びを深める5日間
KSI主宰、JHSPH客員教授、京都大学名誉教授
福原 俊一
Kyoto Spring Institute(KSI)は、ジョンズホプキンス大学 Bloomberg School of Public Health(JHSPH)MPH日本プログラムの学生を対象とした、5日間のオンサイトプログラムです。
MPH日本プログラムでは、卒業までにKSIに3回出席することが求められています。
KSIは卒業要件であるだけでなく、オンライン学習だけでは得にくい実践的な学びと、学生同士のつながりを深める貴重な機会です。
KSIで得られること

撮影 Keisen Hayashi
KSIでは、オンラインでは学びにくい内容を、対面ならではの集中した環境で学びます。
特に、Capstone project の設計や発表、データ解析の実習など、実践的なスキルを身につける科目が提供されます。
教員やファシリテーターのサポートを受けながら、仲間とともに考え、議論し、自分の研究計画や成果を磨いていきます。
KSIの主な魅力
1. オンラインでは得にくい深い学び
KSIでは、研究デザイン、データ解析、Capstone project に関する実践的な学習を行います。
統計解析のワークショップでは、実際のデータや統計ソフトを用いながら、データマネジメントから解析手法までをハンズオンで学びます。
また、Capstone project では、リサーチクエスチョンの立て方、研究計画の作成、結果の解釈や発表について、グループ実習やフィードバックを通じて理解を深めます。
対面で集中的に学ぶことで、オンライン科目だけでは得にくい実践力を身につけることができます。
2. 仲間との切磋琢磨とネットワーキング
KSIの大きな魅力は、同じMPH日本プログラムで学ぶ仲間と直接出会えることです。
5日間の集中的な学びと交流を通じて、互いに刺激を受け、励まし合いながら学ぶ関係が生まれます。
このつながりは、在学中の学びを支えるだけでなく、卒業後も続く大切なネットワークとなります。
MPH日本プログラムの学生は、JHSPH全体の alumni network の一員でもあります。
KSIで育まれるつながりは、日本国内にとどまらず、世界の公衆衛生分野で活躍する人々とのネットワークへと広がっていきます。


KSIで提供される主な科目
1. Capstone Project Design
コースディレクター:福原 俊一先生
Capstone project は、すべてのMPH学生に課される研究プロジェクトです。
この科目では、自分自身のリサーチクエスチョンをもとに、研究計画をどのように立てるかを学びます。
リサーチクエスチョンを考え、研究として形にし、実行可能な計画へと落とし込むことは簡単ではありません。
本コースでは、グループ実習を通じて、研究デザインの考え方を実践的に身につけます。
京都大学の教員もファシリテーターとして参加し、学生の学びを支援します。
2. データ解析ワークショップ
コースディレクター:Marie Diener-West先生
公衆衛生の課題を科学的に検証するためには、統計学の知識だけでなく、実際のデータを扱う力が欠かせません。
このワークショップでは、統計ソフト Stata を用いながら、データマネジメントから応用的な統計解析までを実践的に学びます。
理論を理解するだけでなく、実際に手を動かして解析することで、研究に必要なスキルを身につけます。
3. Writing Your MPH Capstone Report: Refining the Research Question and Crafting the Introduction
コースディレクター:山崎 大先生
このコースの目標は、自分自身のリサーチクエスションを考え抜き、論文のイントロダクションを完成させることです。
プレゼンテーションとは異なり、文章は行間の補足ができません。一文一文にこだわり、ロジカルかつわかりやすく読み手に伝えることが重要です。本コースを通して、文章のみで伝えることの難しさと大切さを学んでいただきたいと思います。
KSIはこんな機会です
KSIは、単に対面で授業を受ける場ではありません。
オンラインで学んできた知識を、実践の場で深める機会です。
仲間と議論し、教員からフィードバックを受け、自分の研究や学びを前に進める5日間です。
MPH日本プログラムでの学びをより確かなものにし、卒業後にも続くネットワークを築く場として、KSIは大きな意味を持っています。
メッセージ
Kyoto Spring Institute(KSI)は、MPH日本プログラムの学生にとって、卒業要件であると同時に、学びと成長を大きく促す重要なプログラムです。
オンライン学習の柔軟性に加えて、対面だからこそ得られる深い学び、仲間との切磋琢磨、将来につながるネットワークがあります。
KSIでの経験は、MPHでの学びを支え、卒業後のキャリアにもつながる大切な財産となるでしょう。
